智積院の襖絵は煌びやか!!
【智積院庭園】
智積院では、有料となりますが収蔵庫と名勝庭園を見学することができます。
拝観受付にて料金を支払います。
隣接する収蔵庫において国宝である障壁画等を見学することができますが、室内は写真撮影は禁止でした。(-_-;)
収蔵庫で見学は早々に切り上げて、名勝庭園を見学をするために講堂へ。
講堂前からは庭園が拡がります。
講堂内へは入室できませんが大書院へは入ることができ、大書院からも庭園を望むことができます。
この庭園は池泉鑑賞式庭園で、国の名勝に指定されています。
「利休好み」と言われるこの庭園は、豊臣秀吉が建立した祥雲禅寺(智積院の全身)の時代にその原型が造られており、智積院に譲渡されてからも修築されています。ます。
築山や泉水の先駆けとなる庭園で、中国の廬山を模して造られており、山は廬山を池は長江をモデルにしています。
※池泉鑑賞式庭園
池泉庭園とは自然の景色を凝縮して造られた庭園の様式で山、川、海がある景色を言います。また、鑑賞式は座敷より眺めて鑑賞する方式です。
【智積院襖絵】
大書院には二間続きで大きな襖絵が描かれています。
奥行きもあり、見るものを圧倒するほどの豪華絢爛な美しさです。
奥まった座敷にも三方に襖絵が描かれています。
と言っても、これはレプリカで、「先ほどの収蔵庫で見た絵がこれなんだあ・・・」と改めて気づきました。(-_-;)
本物は国宝に指定されていて随分と劣化していましたが、火災に遭い焼失したことと関係があるのでしょうか。収蔵庫の見学もしっかり見ておけばよかったと反省しています。(-_-;)
【拝観を終えて】
智積院の庭園は国の名称とされていて、今では「東山随一の庭」と称されています。
また、大書院の襖絵も豪華絢爛で大書院の座敷に座りながら襖絵を背に庭園を眺めるのはこの上ない贅沢なのではないでしょうか。
実際に縁側に座って読書をしている人もいて、「京都の人は何とおしゃれな空間で時間を過ごしているんだろう。」と、羨ましく思いました。
以前に訪れた山科区にある随心院の襖絵にも感動しましたが、やっぱり京都は見どころ満載の街ですね。
【追記】
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
またブックマークにもコメントをお寄せいただき、ありがとうございます。いつも楽しく拝読させていただいております。
新規感染者数は三重県では495人で前週同曜日比で-117人と減少しています。全国でも22、601人で前週同曜日比で-6,560人と減少しています。
全体的には減少傾向が続いていますが、まだまだ感染者数は多いので、皆さんも油断することなく感染対策を施し、健康に留意しましょう。