御朱印集め 粟田神社(Awatajinjya):京都

一期一振 三日月宗近 小狐丸

 

 

粟田神社

京都市東山区にある粟田神社を参拝しました。

粟田神社の二の鳥居には「感神院神宮」という扁額が掛けられています。

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粟田神社は感神院祇園社(八坂神社の別名)との関係が深く、八坂神社と同様に大己貴神素戔嗚尊を御祭神とすることから、感神院神宮とも言われています。

勾配のある参道を昇ると拝殿があります。

桧皮葺が綺麗な拝殿です。

粟田神社平安時代中期に創建されましたが、拝殿は江戸時代中期に再建されています。また、平成時代には屋根を葺き替えています。

本殿前の幣殿にてお詣りをしました。

唐破風の格式高い造りとなっています。

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提灯には菊の御紋があります。

粟田神社は皇族が住職を務めた青蓮院門跡の守護社となっています。

主祭神大己貴神(おおあなむちのかみ)=大国主命素戔嗚尊(すさのおのみこと)=牛頭天王に二柱となります。

幣殿奥にあるある本殿となります。
粟田神社は清和(第56代)天皇が兵災や疾病などの災いの心配を憂いて、全国の諸神にお供えをして国家と民の安全を祈願しました。その際に勅使には祇園社(現・八坂神社)に祈りを捧げさせたところ、満願の夜に勅使の枕元に一人の老翁が立ち「汝すぐ天皇に伝えよ。叡慮を痛められること天に通じたる。我を祀れば、必ず国家と民は安全なり。」と告げました。勅使が「このように云われる神は、如何なる神ですか?」と尋ねると、老翁は「我は大己貴神なり。祇園の東北に清き処あり。其の地は昔、牛頭天王に縁ある地である。其処に我を祀れ。」と言って消え去ってしまいました。勅使は神意として朝廷に奏上したところ、直ちに勅命が下りこの地に社を建てて御神霊を祀ったのが粟田神社となります。

また境内には神楽殿もあります。
楽殿隣にある社務所にて御朱印を頂戴しました。

 

【アクセス】

 

京都市東山区粟田口鍛冶町1

専用無料駐車場あり

 駐車場は二の鳥居を通り抜けて、境内までの途中にあります。

URL:https://awatajinja.jp/

 

【参拝を終えて】

今回頂戴した御朱印粟田神社末社である鍛冶神社の御祭神である三条小鍛冶宗近の名刀「三日月宗近」の御朱印となります。

粟田神社の落款がありましたので頂戴しましたが、本殿とは全く関係ないようですね・・・(-_-;)

鍛冶神社については次回にアップしたいと思います。

また、粟田神社は「京の七口」の一つである東海道東山道の粟田口にあり、京を行き来する旅人は安全を祈願する神社として人気がありました。古くから旅立ち守護の神として崇敬を集めいて、現在でも交通安全祈願としてお詣りされる参拝客も大勢いらっしゃいます。

粟田神社京都市内を一望できる高台にある神社ですので、是非ご参拝ください。

 

【追記】

最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。

また、ブックマークやコメントをお寄せいただき、ありがとうございます。いつも楽しく拝読させていただいております。

新型コロナウイルスの新規感染者数は三重県では497人で前週同曜日比で-38人と減少しています。また全国でも30,816人で前週同曜日比で+1,410と増加しています。

全体的にはほぼ横ばい状態が続いていますが、皆さんも油断することなく感染対策を施し、健康に留意しましょう。