御朱印集め 下鴨神社(Shimogamojinjya):京都
賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)
【下鴨神社】
下鴨神社の正式名称は賀茂御祖神社で、その創建は京都の寺社の中では最も古く、紀元前とされています。
平安遷都により平安京が築かれる前までは、鴨川を中心に町が作られていて、鴨川の上流に祀られている社を上鴨神社(賀茂雷別神社)、下流に祀られている社を下鴨神社と呼ばれるようになりました。
両社ともこの地域を納めていた豪族の賀茂氏の氏神を祀る神社となります。
楼門をくぐり境内へ進みます。
鳥居にも楼門にも菊御門の提灯が掛けられています。
下鴨神社(上鴨神社もそうですが)は伊勢神宮以外では唯一、かつて天皇家の斎王※1)が奉仕した神社で、天皇家との結びつきが強い神社です。
境内中央には舞殿(ぶでん)があります。
5月に行われる賀茂祭(葵祭)には舞殿にて勅使が御祭文を奏上し、東遊(あずまあそび)が演奏されます。
舞殿の奥に本殿入り口となる中門があります。
中門からは本殿が見えないように番塀があります。
拝殿前にてお詣りをしました。
拝殿では丁度、催事を行っている最中でした。
拝殿から本殿全体を見ることはできませんでしたが、下鴨神社の本殿は東殿と西殿の2棟から成っています。
東殿の御祭神は賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)、西殿の御祭神は玉依媛命(たまよりひめのみこと)の二柱になります。
画像は拝殿の扉から見えた西殿の一部です。
青い狛犬が印象的で珍しいのではないでしょうか。
楼門から延びる廻廊にある朱印所にて御朱印を頂戴しました。
※1)斎王
伊勢神宮や下(上)鴨神社に巫女として奉仕した未婚の皇族女性
【アクセス】
専用駐車場あり(有料)
URL:http://www.shimogamo-jinja.or.jp/
【参拝を終えて】
下鴨神社はブログを始めたばかりの頃に行っているので、3年半ぶりの参拝となります。
御朱印は当時と変わってないですね。
また、下鴨神社では中門をくぐった神域には干支の守り神を祀った7つの社がありますので、自分の干支にお参りしておくのもよいでしょう。
でも、一つの社に二つの干支の守り神が鎮座しているのはどうなんでしょうね。(笑)
下神神社は歴史ある神社ですが、伊勢神宮と同様に式年遷宮が行われますので、どの建物も比較的新しく綺麗で当時のままの造り方が継承されています。
律令制時代の山城国一宮、平安京の総鎮守社としての地位も確立された由緒ある神社ですが、あちこちに鉄骨のプレハブ屋根やビニール囲いなどがあり、雅さに欠けるので止めてほしいんですけどね。(-_-;)
【追記】
最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。
また、ブックマークやコメントをお寄せいただき、ありがとうございます。いつも楽しく拝読させていただいております。
新型コロナウイルスの新規感染者数は三重県では3,748人で前週同曜日比で+2,342人と増加しています。また全国では123,644人で前週同曜日比で-79.716人と減少しています。
ここ数日減少傾向が続いていて、ピークアウトの様相なのではないでしょうか。
皆さんも油断することなく感染対策を施し、健康に留意しましょう。