御朱印集め 御手洗社(Mitarashisya):京都

御手洗社

書置きの御朱印です。

 

 

【御手洗社】

下鴨神社の境内末社である御手洗社を参拝しました。

御手洗社の正式名称は井上社で、井戸の上に祀られたことから井上社と呼ばれるようになりました。

下鴨神社では「みたらし川」が境内を横切っていて、社殿前の「みたらし池」では、毎年行われる御手洗祭※1)で多くの参拝客が訪れ、お祓いやお清めを受けていることから、呼称である「御手洗社」の方が有名になっています。

御手洗社の社は小さいですが、格調高い唐破風の屋根に鮮やかな極彩色の細工が施されています。

社殿前にてお詣りをしました。

御本尊は瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)で、神道大祓詞に登場する神様です。

 

※1)御手洗祭

毎年土用の丑の日の前後4日間に開催される神事で、御手洗池に足を浸けて疫病や脚気、今日ではガン封じなどの無病息災などを祈ってお祓いを受ける神事のこと

 

【最後に】

前回の下鴨神社参拝では御手洗社の御朱印を頂戴していなかったので、今回拝受することができました。

御朱印にみたらし団子の絵が描かれているのですが、どうやら御手洗社がみたらし団子発祥地のようです。

御手洗社のみたらし川は何故か土用の季節になると、池の周辺や川の底から清水が湧き出ることから、門前茶屋の主人が湧き上がる水泡の姿を団子にかたどり、みたらし団子として売り出しました。今でこそみたらし団子と平仮名になりましたが、当時は御手洗団子と漢字で書かれていました。

また、わたし達がよく見るみたらし団子は5個連なっていますが、当時は先端の1個と次に連なる4個は少し離れていたそうで、御朱印では当時のものを忠実に描いているようです。

その他にも、下鴨神社ではみたらし川におみくじを浸すと文字が浮かび上がる「水みくじも」も有名ですので、下鴨神社に参拝の際には、ぜひ御手洗社もお詣りください。

 

【追記】

最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。

また、ブックマークやコメントをお寄せいただき、ありがとうございます。いつも楽しく拝読させていただいております。

新型コロナウイルスの新規感染者数は三重県では2,096人で前週同曜日比で-1,516人と減少しています。また全国でも82,244人で前週同曜日比で-61.097人と減少しています。

ここ数日は減少傾向が続いていて、ピークアウトしたのではないでしょうか。

皆さんも油断することなく感染対策を施し、健康に留意しましょう。