御朱印集め 修学院離宮(SyugakuinRikyu)
【修学院離宮】
修学院離宮へ行ってきました。
修学院離宮は江戸初期に後水尾(ごみずのお)上皇によって造営された別邸で上離宮、中離宮、下離宮の3つの庭園から成りたっています。
下離宮
御幸門を通って下離宮内に入ります。
寿月観の御興寄(玄関)です。
寿月観です。書院に当たります。
下離宮の拝観を終え、門をくぐり抜けると田園風景が広がっています。
下離宮、中離宮、上離宮はそれぞれ離れた場所に位置し、その間には田んぼがあり稲が植えられています。当時から稲を植えて米を収穫していたそうで、今現在でも田んぼを民間人に貸して稲を作ってもらっているそうです。せすから当時と変わらない景観となっています。
松林の間を通って、それぞれの離宮へ向かうのですが、遠すぎて次の離宮が見えません。(^^;
中離宮
中離宮は後水尾上皇の第8皇女光子(てるこ)内親王のために造営されました。
客殿です。
客殿内部です。
上離宮
上離宮は比叡山の麓に向かって緩やかな坂を上っていったところにある離宮です。
離宮内で最も高い位置にある隣雲亭です。
隣雲亭から見た浴龍池です。
当時は船を出して舟遊びをしたそうです。
浴龍池をぐるりと周って修学院離宮の拝観を終えました。
【アクセス】
専用駐車場はありませんので、近隣のコインパーキングまたは有料駐車場をご利用ください。
※近隣は住宅街のため駐車場がほとんどありません。わたしは少し離れたコインパーキングに車を停めて、タクシーを利用しました。
【最後に】
修学院離宮は宮内庁管轄の施設で、拝観するには宮内庁のホームページから予約申し込みをしなければなりません。
宮内庁管轄施設
①皇居(東京)
②京都御所(京都)
③桂離宮(京都)
④修学院離宮(京都)
⑤京都仙洞御所(京都)
修学院離宮については、以前にブログで紹介させていただきました。
京都市内にある宮内庁管轄施設は5施設のうち4施設もあるのですね。
永らく京都に皇室があったためでしょうね。
今回は、宮内庁管轄施設なので御朱印はありませんが、十分に楽しむことができました。広大な敷地面積を有し、当時の皇族の生活や余暇の過ごし方などを知ることが出来ました。しかし、天皇を退いた上皇がこのような離宮を造営するなんて、現代と比較すると何と贅沢なことなんでしょうか。逆に現代の皇室が質素・簡素過ぎなのかもしれませんね。(笑)
拝観料は無料ですので、予約を取って行かれてみてはいかがでしょうか。 ただし、なかなかの距離を歩きますので、覚悟しておいてください。(^^;
【追記】
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
またブックマークにもコメントをお寄せいただき、ありがとうございます。いつも楽しく拝読させていただいております。
新型コロナウィルス感染者数が首都圏だけでなく全国的にも増えてきて、感染拡大が止まりません。皆さんも自分なりに感染対策を施し、健康に留意しましょう。