御朱印集め 七寺(Nanatsudera):愛知
大勢至聖観音両菩薩
【七寺】
名古屋市にある七寺を参拝しました。
七寺の正式名称は長福寺で、真言宗智山派の準別格本山となります
七寺の創建は奈良時代後期で東大寺大仏殿を造営するために奔走した行基によって現在のあま市に開山しました。
後に、七区の仏閣と12の僧坊からなる七堂伽藍を建立したことから、七寺と呼ばれるようになりました。その後は衰退と再建を繰り返し、安土桃山時代には現在の場所に移転し、江戸時代には尾張徳川家の祈願所となりました。
その当時は広大な境内には芝居小屋や茶店の他、露店や出店なも立ち並び、縁日には多くの人出で賑わっていました。大須界隈にあっては大須観音や名古屋御坊(本願寺名古屋別院)を凌ぐ寺勢を誇っていたそうです。
堂内には入れませんでしたが、本堂前にてお参りをしました。
御本尊は聖観音菩薩と勢至菩薩ですが、よく分かりませんでした。(-_-;)
また堂内左側には不動明王像が安置されています。
遠目ですが、わずかに不動明王像が確認できました。
納経所にて御朱印を頂戴し、参拝を終えました。
【もう一つの御朱印】
【アクセス】
専用駐車場なし
【参拝を終えて】
七寺は江戸時代には栄華を誇っていましたが、第二次世界大戦の名古屋大空襲で全ての伽藍が焼失してしまいました。
戦後には大須観音とともに再建の機運が高まりましたが、資金難などの理由から七堂伽藍などの堂宇の再建計画はなくなり、都市再開発の影響もあり、境内であった場所は商店街や駐車場になってしまいました。
このようにして七寺は縮小されて小さな寺院となってしまいましたが、戦争は全てをなくしてしまい悲しことですね。
【追記】
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
またブックマークにもコメントをお寄せいただき、ありがとうございます。いつも楽しく拝読させていただいております。
※yahoo JAPANホームページより引用
新型コロナウィルス感染者数は8月2日現在で三重県は19,167人となり、少し減少しましたが、ピークアウトかどうかはまだ判断できません。
※yahoo JAPANホームページより引用
国内全体でも1,868千人となり、増加傾向は鈍化してきたように思います。
これだけの感染者数を目の当たりにすると、自主的行動制限をしなくてはいけないように思ってしまいます。専門家などの意見では8月中旬までは増加傾向にあるらしいです。何を根拠にしているかはよく分かりまあせんが・・・・ (-_-;)
一日も早くピークアウトすることを祈るばかりです。
皆さんも油断することなく感染対策を施し、健康に留意しましょう。