御朱印集め 泉涌寺(Sennyuji):京都
霊明殿
【泉涌寺】
総門を車で通り抜け、泉涌寺の敷地内に入っていきます。
長い参道の先に駐車場があります。
泉涌寺は真言宗泉涌寺派の総本山となります。
皇室の菩提寺として御寺(みてら)とも呼ばれており、鎌倉時代より皇室との関係は深く、寺域内には天皇陵があり、霊明殿には天皇や皇族の位牌が納められています。
泉涌寺は平安時代に空海によって創建されとされていますが、その詳細は定かではありません。
大門をくぐると正面には仏殿があります。仏殿は泉涌寺の本堂に当たります。
室町時代中期に起こった応仁の乱により、全山消失してしまいましたが、江戸時代になって四代将軍・徳川家綱の援助により再建されました。
堂内に入りお参りをしました。
堂内は撮影禁止となっていますが、御本尊は3体の仏像で過去・現在・未来を表す釈迦如来・阿弥陀如来・弥勒如来となります。
仏殿の奥には舎利殿があります。仏殿よりも一回り大きな堂宇です。
舎利殿は京都御所の建物を移築したものとなります。
残念ながら、堂内は解放されておらず見ることはできませんでした。
その奥には御座所があります。
明治天皇が使用していた旧御所の御里御殿を移築したものとなります。
建物内には女官の間、門跡の間、皇族の間、侍従の間、勅使の間、玉座の間などがあり、それぞれの部屋には椅子とテーブルが置かれていて洋風なモダンスタイルになっています。
御座所から霊明殿に繋がっているのですが、残念ながら閉鎖されていて立ち入ることができません。
霊明殿には歴代天皇・皇后の位牌が祀られています。
寝殿造りのような建物で檜皮葺の屋根や金装飾は、他の建物とは異なり堂々としていて威厳があります。
御座所を出て霊明殿入り口に向かいます。
正面から見た霊明殿です。
白幕が掛けられているところなどは神社のような雰囲気も感じられます。
御座所入り口にて、御朱印を頂戴し参拝を終えました。
【アクセス】
専用無料駐車場あり
拝観料要
【参拝を終えて】
泉涌寺は皇室との繋がりが深く、いくつかの建物は御所から移築されたものとなります。
本来は本堂である仏殿への参拝なのですが、その奥にある霊明殿見学がメインとなっています。(-_-;)
御朱印においても本尊ではなくて、天皇・皇后の位牌を納めている霊明殿が書かれているのは面白いですね。また、泉涌寺のホームページも「mitera」となっていることから、皇室推しとなっているようです。(笑)
【追記】
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
またブックマークにもコメントをお寄せいただき、ありがとうございます。いつも楽しく拝読させていただいております。
新規感染者数は三重県では153人で前週同曜日比で-61人と減少しています。全国でも13、047人で前週同曜日比で27,502人と減少しています。
全体的には減少傾向が続いていますが、まだまだ感染者数は多いので、皆さんも油断することなく感染対策を施し、健康に留意しましょう。