御朱印集め 新熊野神社(Imakumanojinjya)
新熊野神社
これで「いまくまの」と呼びます。でも所在地は今熊野椥ノ森町なんですよねえ~(-_-;)
カラスで文字を書かれているのも斬新ですね。(笑)
【新熊野神社】
新熊野神社の創建は平安時代末期に後白河法皇によって創建されました。
同年(1160年)に熊野若王子神社も創建されていて、天皇退位後も厚く熊野信仰を続けました。
後白河天皇の在位はわずか3年と短い間でしたが、退位後も院政を敷き、院の御所となっていた法住寺の鎮守社として新熊野神社が創建されました。
本殿にてお詣りをしました。
新熊野神社は平安時代末期から室町時代・鎌倉時代と平安京の熊野信仰の中心地として大いに栄えましたが、鎌倉時代中期の応仁の乱以降、度々の戦火により廃絶寸前となってしまいました。江戸時代初期になってようやく再建され現在に至っています。
御祭神は熊野牟須美大神(くまのむすびのおおかみ)となります。
新宮と那智の主神である熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)のことで、伊弉冉尊(いざなみのみこと)を表しています。
【熊野十二所権現】
京からは熊野詣は遥か遠く参拝が叶わないことから、境内には熊野の十二所権現が鎮座しています。
本殿左側には、左側に上之社、右側に中之社が鎮座しています。
上之社では速玉之男大神(はやたまのおのおおかみ)=伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、熊野家津御子大神(くまのけつみこおおかみ)=素戔嗚尊(すさのおのみこと)の二柱が祀られています。
中之社では天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)、鵜葺草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)の四柱が祀られています。
また、本殿右側には、左側に若宮社、右側に下之社が鎮座しています。
若宮社では天照大神(あまてらすおおみかみ)が祀られています。
下之社では稚産霊命(わくむすびのみこと)、軻遇突智命(かぐつちのみこと)、埴山姫命(はにやまひめのみこと)、弥都波能売命(みつはのめのみこと)の四柱が祀られています。
【京の熊野古道】
また、境内には熊野古道があります。
本殿と中之社の間から入り、本殿の裏山を通って若宮社に出てくるルートで、3分で周れました。(笑)
道中にはガラスケースに入った展示物が置かれていますので、興味のある方は是非お参りください。
【アクセス】
専用駐車場なし
URL:http://www.imakumanojinja.or.jp/
【参拝を終えて】
どれもヤタガラスをメインとした御朱印となっています。どれもよく似た御朱印なんですよねえ・・・(笑)
新熊野神社は熊野詣が叶わぬ京市民のために作られた神社で、当時の京の人々はここへ参って熊野詣をしていたのでしょうね。
境内には熊野の多くの神様が祀られています。
それにしても、日本神話に出てくる神様はいくつも呼び名があり、それぞれの漢字も難しいですよね。(-_-;)
そもそも、「新熊野」で「いまくまの」と読む神社ですから・・・・普通読みませんよね。(笑)
【追記】
最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。
また、ブックマークやコメントをお寄せいただき、ありがとうございます。いつも楽しく拝読させていただいております。
新型コロナウイルスの新規感染者数は三重県では3,364人で前週同曜日比で+784人と増加しています。また全国でも190,378人で前週同曜日比で+41,712人と増加しています。
ピークアウトはまだまだ先のようですね。
皆さんも油断することなく感染対策を施し、健康に留意しましょう。