御朱印集め 多賀大社(Tagataisya):滋賀
書置きの御朱印となります。
【多賀大社】
多賀大社は式内社で、昔より伊勢神宮・熊野三山とともに庶民の参拝で賑わいを見せていました。
鳥居をくぐると、正面には大きなそり橋があります。
豊臣秀吉が多賀大社に寄せた信仰から「太閤橋」とも呼ばれています。普段は通行することはできませんが、例祭の際には神輿が渡るようです。
神門を抜け、神域に入ります。
神域に入り左手には手水舎がありましたので、身を清めました。
右手には神馬社があります。
でも、本物の神馬はなく置物なんですね。(笑)
伊勢神宮や上げ馬神事が行われる多度大社には、ちゃんと神馬がいただけにちょっと残念ですね。(^^;
神域正面には拝殿があり、お参りをしました。
多賀大社の御祭神は伊邪那岐命(いさなぎのみこと)・伊邪那美命(いざなみのみこと)になります。天照大神(あまてらすおおみかみ)の両親に当たります。
【アクセス】
専用無料駐車場が完備されています。
【参拝を終えて】
多賀大社は広大な境内を有し、本殿の他に多くの摂社があります。
頂戴した御朱印には柏の葉に「莚(むしろ)」の文字が押印されています。
これは多賀大社の神紋の一つでもあり、長寿祈願の印になります。
鎌倉時代に焼失した東大寺を再建することに尽力していた僧侶重源(ちょうげん)が61歳の時に成就祈願のため伊勢神宮を参拝しました。すると夢の中に天照大神が現れて、「事業成功のため寿命を延ばしたいなら、多賀大社に祈願せよ」と告げられて、多賀大社を参拝しました。すると一枚の柏の葉が舞い落ちてきて、その葉は「莚」の字の形に虫食い跡の残るもので、くさかんむりを二十と読み、「寿命が年二十年延びる」という神のお告げを信じて、それ以降20年にわたる努力を続けて東大寺の再建を成し遂げたと言われています。事実、重源は鎌倉時代に85歳まで生きたのですから、確かに長寿ですね。
わたしも健康を保ちながら長生きしたいものです。床に臥せての長寿はまっぴらごめんです。(^^;
【御朱印一覧】
滋賀の神社を参拝して、ブログで紹介した御朱印を一覧にしました。興味のある御朱印がありましたなら、過去ブログも覗いていただけると嬉しく思います。
市町村 | 神社名 | 朱印・墨書 | 受拝日 | ブログ掲載日 |
---|---|---|---|---|
近江八幡市 | 日牟禮八幡宮 | 近江八幡 | R1.5.26 | 2019/9/18 |
大津市 | 建部大社 | 建部大社 | R2.2.2 | 2020/3/7 |
大津市 | 日吉大社(西本宮) | 日吉大社 | R2.2.2 | 2020/3/13 |
大津市 | 日吉大社(西本宮) | 日吉大社(金字) | R2.2.2 | 2020/3/13 |
大津市 | 日吉大社(東本宮) | 東本宮 | R2.2.2 | 2020/3/15 |
大津市 | 日吉東照宮 | 日吉東照宮 | R2.7.19 | 2020/7/25 |
犬上郡 | 多賀大社 | 多賀大社 | R2.10.22 | 2020/11/2 |
※一覧表は受拝日順
【追記】
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
またブックマークにもコメントをお寄せいただき、ありがとうございます。いつも楽しく拝読させていただいております。
新型コロナウィルス感染者数は、三重県では11月1日現在で18人となり、一桁台まで減少していたのに増えてしまいました。全国的にも徐々に増加傾向にあり、Go Toや規制緩和の影響が出てきているのでしょうね。
皆さんも感染対策を施し、健康に留意しましょう。