御朱印集め 百済寺(Hyakusaiji):滋賀
植木観音
【百済寺】
百済寺は飛鳥時代初期に聖徳太子によって創建されたと言われています。
湖東三山※1)を含め近江国の中でも最古の寺院となります。
駐車場からの通用門を抜けると広い境内に出ます。
境内には本坊喜見院(ほんぼうきけんいん)があります。
受付にて拝観料を支払い、表門から参道を通り本堂を目指します。
参道の両脇にはモミジが植えられていて、紅葉が綺麗でした。
落ちたモミジ葉も敷き詰められていて、いい雰囲気ですね。
長い登りの参道が続いていましたが、ようやく仁王門が見えてきました。
仁王門です。本堂と同様に幾度かの焼失により、江戸時代初期に再建されました。
わらじが大きいですね。
わらじは「こんなに大きなわらじを履く仁王様がいるんだぞ!」と睨みを効かせています。また、旅人の健脚・健康も祈願しています。
このわらじは10年に一度、架け替えられています。
仁王門の両脇に鎮座している仁王像です。
カラフル仁王像ですね。(-_-;)・・・もう少し歴史感があっても良さそうなのですが・・・
本堂です。
数度の火災により焼失してしまいましたが、江戸時代初期に再建されました。
堂内へは入ることができ、お参りをしました。
御本尊は十一面観音となります。別名「植木観音」とも言われ、秘仏となっています。
聖徳太子が高句麗の僧を伴って、この地に入ってこられた時に、ここに植わっていた杉の木の上半分が百済国の龍雲寺の御本尊とする十一面観音像を彫るために百済国に運び出されたことを知り、聖徳太子が下半分の根のついたままの杉の木に十一面観音像を彫ったことから「植木観音」と呼ばれ、像を囲むように堂宇を立て寺号も百済寺としました。
本坊・喜見院横にある作務所にて御朱印を頂戴しました。
※1)湖東三山
・金剛輪寺(愛知郡)
今回の百済寺参拝により、湖東三山はコンプリートできました。
【アクセス】
専用無料駐車場あり
拝観料要
本堂内撮影禁止
【参拝を終えて】
作務所にて頂戴できる御朱印は5種類となります。今回、わたしが頂戴した「植木観音」の御朱印だけが直書きしていただけます。
また、先に作務所に立ち寄り御朱印帳を預けてから本堂へ参拝する方が効率的です。
≪百済寺ホームページより引用≫
百済寺は広い敷地を有し、赤門のある表参道からは遠い道のりとなっていますが、本坊・喜見院や表門のあるエリアまで車で行くことができます。
今のシーズンは赤門からの表参道の道中も紅葉が綺麗で、人や車の往来も少なく落ち着いた雰囲気でした。
境内や本堂に至るまでも紅葉がありましたが、本坊・喜見院の裏手にある庭園は特に紅葉が有名で今が見頃でしたので、その模様は次回にアップしたいと思います。
【追記】
最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。
また、ブックマークやコメントをお寄せいただき、ありがとうございます。いつも楽しく拝読させていただいております。
新型コロナウイルスの新規感染者数は三重県では571人で前週同曜日比で+90人と増加しています。また全国でも129,899人で前週同曜日比で+5,894人と増加しています。
11月28日からはいよいよ新型コロナウイル内服治療薬「ゾコーバ」が市場に供給されます。これにより治癒率が上がればいいですね。
皆さんも油断することなく感染対策を施し、健康に留意しましょう。